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Saturday, July 29, 2006

海上保安庁:新しいロープ降下具開発

従来は高さ15メートル程度の上空からしか降下できなかったが、安定感が増し同40メートルでも可能に。さらに到達時間も荒天時で15秒だったのが5~2秒も短縮、岩場などにロープが絡む危険も解消した。

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すごいですね!

でも、高さ40mから2秒!!!!?


ジェットコースターより

怖いかも・・・・ (>_<) !!!!!


海上保安庁:新しいロープ降下具開発 「海猿」たちが訓練

 海上保安庁はレンジャー隊員がヘリコプターからロープ降下する際の新しい金具を開発し、全国14カ所の航空基地で訓練を始めた。従来は高さ15メートル程度の上空からしか降下できなかったが、安定感が増し同40メートルでも可能に。さらに到達時間も荒天時で15秒だったのが5~2秒も短縮、岩場などにロープが絡む危険も解消した。映画でも注目される海難救助の「海猿」たち。東日本では間もなく梅雨明けとなり、レジャーシーズン本番では、緊急時の活躍が期待される。

 ヘリからの救助は、山岳救助などでは金属ケーブルで垂直に昇降するのに対し、海では金具でロープをスライドさせて降りる。波間に漂う船にピンポイントで達するためで同庁独自の技術。これまでは、ロープを二つに折ってヘリから垂らし、登山用のO型カラビナ(登山リング)で体とつないでいた。しかし体が回転したり、降下後はずすのに手間取ることもあったため、着脱が速いバックル型の新しい金具を考案。ロープも編み上げたものを使用して強度を増したため1本とし、余分なロープが垂れないように腰の袋に収納できる工夫もしている。

 4年前に特殊救難隊(東京)が試作品で実験開始。一昨年10月、台風23号で海洋実習帆船「海王丸」が富山港で座礁した際、訓練生ら167人の救助に初めて成功した。昨年6月には特許出願し、昨秋も千葉県でサーファーを6分間で無事収容した。

 新しい金具は1個5万円(従来品は5000円)とやや高価だが、石川裕己長官は「隊員の安全も含め人命救助に効果があり、日本の消防や海外のコーストガードでも使ってもらえれば」と話している。【武田良敬】

毎日新聞 2006年7月29日

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