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Sunday, August 06, 2006

前田日明SVが桜庭戦に苦言!

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実はこの試合、偶然にも、

職場のジム内にあるTVで観戦することができたのですが・・・

桜庭が相手からいきなりパンチ食らって、

そのままヨレヨレと前のめりにロープ際へ・・・

その時の桜庭の表情は完全にいってましたよ (>_<)


レフリーストップが入ると思ったら・・・・

リング内に戻され試合続行!!


観ている方はハラハラドキドキ・・・

解説者も言ってましたが、

桜庭は無意識に闘争本能だけで闘っておりました!


しかも最終的に勝っちゃうなんて・・・・

桜庭は、マジ強いですね!!!


しかし、

前田日明SVが言うことがごもっとも!!


殺し合いではありません!!!


スポーツなんですから!


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桜庭 失神KO危機から大逆転激勝

 「HERO’Sミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定T準々決勝」(5日・有明コロシアム)、PRIDEからの移籍初戦で修斗欧州クルーザー級王者ケスタティス・スミルノヴァス(30)と対戦した桜庭和志(37)は前半、一方的に殴られてグロッギー状態に。相手が攻め疲れた間に何とか回復して腕ひしぎ十字固めで逆転勝ちしたが、前田日明スーパーバイザー(47)は「死んだらどうするんだ」と主催者側に激怒。安全性を重視してきたHERO’Sの足元が揺らぎかねない一戦となった。
 ふさがりかけた両目、ロレツの回らない口調で桜庭が「何でここにいるのか。半分くらい記憶が飛んでる」とマイクアピール。痛々しい勝者の姿が死闘を物語っていた。
 スミルノヴァスの異名は“リトアニアの高田”で、入場テーマ曲は桜庭の旧師・高田延彦PRIDE統括本部長の「トレーニング・モンタージュ」。キワモノ感すら漂っていたが、それはゴング直後に霧消する。
 開始早々の殴り合いで桜庭は左ストレートにアゴを打ち抜かれてダウン。続くパウンドの集中豪雨に、早くも桜庭の選択肢は必死で右足に組み付くのみとなる。
 動きが鈍くなり、はた目にも意識がもうろうとしている桜庭に、スミルノヴァスはニー・オン・ザ・ベリー、マウント、バックマウントとポジションを変えながら無数のパウンドを投下。シウバとの初戦やアローナ戦を思わせる危険な戦況にもはや落城かと思われたが、何が幸いするかわからない。攻めまくり過ぎたスミルノヴァスがガス欠を起こしたのだ。
 かろうじて蘇生(そせい)した桜庭は、ダメージでスピードこそないが左右のパンチを当て始め、逆にスミルノヴァスが防戦一方に。鼻血を噴出して倒れた相手からマウントを奪い、腕ひしぎでタップさせた。
 試合後の記者会見はキャンセルし、一人で頭からタオルをすっぽりかぶってノーコメントで出口を通り抜ける。心身に受けたダメージの大きさをうかがわせた桜庭は病院に直行し、CTSとMRIの検査を受けた。
 新天地で死線をさまよった桜庭だが、トーナメントは勝ち上がった。10月9日の準決勝と決勝で、あの痛快なファイトはよみがえるのか。

デイリースポーツ 2006年8月6日


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前田日明SVが桜庭戦に苦言「これは殺し合いではない」

 8.5「HERO’S 2006~ミドル&ライトヘビー級世界最強王者決定トーナメント準々決勝~」から一夜明けた6日、都内ホテルで会見が行われ、HERO’S実行委員の谷川貞治プロデューサーと前田日明スーパーバイザー(SV)が、混乱を生んだ桜庭和志vsケスタティス・スミルノヴァス戦のジャッジに関して説明を行った。
 前日のメーンイベントでは桜庭が試合中に半失神状態に陥るもレフリーが試合を続行。最終的には大逆転で桜庭が勝利を飾ったが、対戦したケスタティス陣営からも不満が噴出。リングサイドで見守った前田SVも苦言を呈した。

 前田SVは、「ルールに関して、マニュアルができていないのが欠陥。レフリー、ジャッジ、ドクターすべてが機能しなかった。本来ならば、(桜庭が)つんのめってダウンした時点で止めないとダメ。ドクターもオロオロして、セコンドも気を使ってタオルを投げられなかった。本当はやってはいけない試合。桜庭も無意識に防御していたけど、脳にダメージを与えかねない」と厳しく指摘した。
 一方で、「『何やってるんだ、止めろ!』って叫んだけど、オレの言うことを誰も聞いてくれなかった。スーパーバイザーって何なのか、考えさせられたよ」とボソリ。「これはスポーツであって、殺し合いじゃない。周囲が選手を守ってあげなきゃ。まずは、安全が大事。選手が安心して戦えるようにしなくちゃ」と実行委員会に早急なシステム改善を求めた。
 これを受け、谷川プロデューサーは「K-1での角田(信朗競技統括プロデューサー)さんのような審判長的立場の人がHERO’Sにはいない。そうした面を含めて、次の大会までには新しいシステムを作りたい。今回の一件に関してはレフリー陣から正式な回答書を出させます」と約束した。

 また、10.9のライトヘビー級トーナメント決勝戦について谷川プロデューサーは「サクに関しては医学的な面と、本人の気持ちを考慮して考えたい」とコメント。前田SVも「桜庭は総合(格闘技)のステータスを上げた、大事にしたい選手。彼のダメージを見て冷静に判断したい」と話し、最悪の場合、桜庭の決勝戦回避の可能性も出てきた。

 桜庭は前夜の試合後、病院に直行。CT検査で異常は見られず、念のため、脳が腫れないように点滴を行った。この日は静養をとり、大事をとって、あす7日にMRI検査などを行う予定。
 谷川プロデューサーによれば、桜庭は試合直後から「全然大丈夫です。それより盛り上がりました?」と会場の雰囲気を気にしており、「ぼくはプロレスラーだから、相手の良い所を引き出したでしょ」といつもの桜庭節でアピールしていたという。谷川プロデューサーは「今までのHERO’Sとは違う、サクが活躍していたころのPRIDEの雰囲気を感じた。(山本)“KID”や(須藤)元気では出せないカリスマ性を持ってる」と桜庭を絶賛。今後の活躍に期待を寄せていた。

スポーツナビ 2006年8月6日

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