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Friday, November 24, 2006

心の野球・・・

20061124_1984011


読売巨人軍、桑田真澄

背番号「18」・・・・・・

彼には大リーグ数チームから

オファーがきている!


通勤途中のFMで、

入団交渉は彼自身がおこなうって言っていた・・・

彼は英語に堪能なようだ!!!!


ほんと、彼って真面目なんでしょうね!


巨人入団時の経緯は印象が良くなかったけど、

真面目な性格故にあのような事になったんでしょう・・・


肘を手術後のカムバック!


色々あったけど、

堀〇よりも、巨人の18番はあなたにピッタリでした!!


来年は大リーグのグランドにたって、

最後まで諦めない精神を・・・夢を・・・

日本の子供達に与えて下さい (^ ^)v


ファイトです、桑田さん (^ ^)/

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桑田からの「ありがとう」 本紙独占手記

 巨人を退団し、米球界挑戦を表明した桑田真澄投手(38)が23日、東京ドームで開催された「ジャイアンツフェスタ2006」に参加。21年間、背負ってきた背番号18のユニホームに別れを告げた。紅白戦に登板すると3万6000人のファンから大歓声がわき起こり、退団セレモニーでは声を詰まらせながら、仲間やファンに感謝の気持ちを告げた。その後、桑田はスポーツ報知に独占手記を寄せ、18番の継承者に「心の野球」を実践することを希望した。

 胴上げされるのは初めてでした。一緒に喜びや苦しみを分かち合ったチームメートの手で宙に舞い、東京ドームの天井を見ながら「幸せだな」と思いました。このマウンドには、いろいろな思い出が詰まっています。中でも忘れられないのは、1997年4月6日、右ひじ内側側副じん帯の断裂から復活した試合です。ファンの声援が、あれほどありがたく感じた時期はなかった。暑い日も寒い日もリハビリを頑張ってこれたのは「桑田、頑張れ」と、応援に来てくれたファンがいたからでした。今日もこんなに多くの声援の中、巨人を去ることができた。心から幸せ者だと思います。

 巨人での最後の18番を、スタンドで家族が見守ってくれました。長男(真樹君)と二男(将司君)は来年、中3と中1になります。中学の3年、高校の3年、この6年間は、とても大事です。体も心も成長して、大人に切り替わる時期。だから、最初は日本の球団でプレーを続けることを考えた。ところが、G球場でのお別れ登板(9月24日、イースタン対湘南戦)の後です。離れて暮らすのは嫌だ、と思っていたのに、長男が「パパ、メジャー行ってよ。その方がいいよ」って言ってくれた。米球界挑戦を決断するには、この一言が大きかった。子供にはいつも言っています。「パパと同じことしてちゃダメだよ。お前の人生なんだから、自分のやりたいことをやりなさい」と。今日の僕の姿を、恐らく忘れないでしょう。今日、感じたことを彼らの人生に生かしてもらえばいいと思います。

 最近、いじめによる自殺者が多く出ています。実は僕も自殺を考えた時があった。確か21歳のころ、世間が(登板日漏えい疑惑による)“桑田バッシング”で一色になっていた時です。名誉棄損の裁判も抱え、野球に打ち込める状況じゃなかった。札幌での中日戦で1イニングに8失点して、何もかもが嫌になった。気がつくと、宿舎とは違うホテルの屋上から、うつろに下を見てた。でも、思いとどまった。死んだら負けだと思った。その後、当時の監督、藤田(元司=故人)さんに言われました。「お前、18番つけているんだろう。そのぐらいのことでくよくよしてちゃダメだ。野球で頑張れ」って。うれしかった。藤田さんは多くを語らない。でも、目に心があるんです。頑張れよ、お前に任せたよ、って。いつも語っているようだった。今も、どこかで、ささやいてくれている気がする。海外で挑戦したくなったのも、藤田さんがそっと背中を押してくれたから、と思います。

 僕の引退は、一体、いつになるのだろう? ワインにも5年もの、10年もの、20年もの…といろいろあります。種類によって、そのワイン特有のピークがあるんです。年月の経過とともに、味も上昇線を描き、一番いい時を迎え、そこからまた下がってくる。それぞれにおいしさがあるが、僕はこのなだらかな下降線を描く時の味が好きなんです。古酒と呼ぶのですが、いいワインは緩やかな下降線を描いてくる。ワインも選手も降りる時が大事。おそらく「思い残すことはない、やるだけのことはやった」と思ったら、潔く辞めると思います。

 引退してから米国に行くのと、現役のまま行くのとでは、雲泥の差がある。ユニホームを着ていなければ学べないことは、たくさんある。スポーツは素晴らしいコミュニケーションツールなんです。スポーツ、音楽、言語。3つのいずれかがあれば、米国だってキューバだって中国だって、どこの国の人とも心を開き、分かり合える。言葉を交わさなくても、野球を通じて尊敬の念が芽生えたりもする。僕が向こうのチームで仲間に好かれたら「日本人って、いいヤツもいるんだな」と家族や友人に伝えるでしょう。そうやって輪が広がっていけば、戦争なんて起こらない。僕が野球を続ける究極の目的は「世界平和」なんです。

 18番の継承者については、球団が決めることであって、何もプレッシャーを感じることはない。つけた人が、その人らしくやればいい。僕のまねをしろとは言えないし、しない方がいい。ただ一つ、野球に対してだけは真っすぐでいてほしい。真っすぐに考えて、真っすぐに行動してほしい。心のこもった野球をしてもらいたい。そこだけをお願いしたい。心の野球―それが桑田真澄の野球です。皆さん、21年間、本当にありがとうございました。(巨人投手)

スポーツ報知 2006年11月24日

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Comments

>感動さん

これからも桑田選手を応援していきたいと思います^^v

Posted by: tets | Saturday, November 25, 2006 08:22 PM

おはようございます!

心の野球・・・・

なんだか心に響きましたよね。

桑田は最後の最後で、グッと株を上げたように思います。

別れのメッセージ
最高ですね。

Posted by: 「感動創造」 | Saturday, November 25, 2006 10:45 AM

>ぽんたさん

彼がガンガン投げている頃は、私は間違いなくジャイアンツファンでした^^ゞ

彼にはぜひとも大リーグのマウンドに立って頂きたいですね^^v

Posted by: tets | Saturday, November 25, 2006 08:32 AM

桑田真澄選手
同世代として応援しますぞ!

来年は大リーグのグランドに間違いなく立っていることでしょう!

がんばれ!桑田真澄!

Posted by: ぽんた | Saturday, November 25, 2006 06:46 AM

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