ドーピング違反でタイトルはく奪・・・
経緯をWikipediaより抜粋・・・・
ドーピング問題しかしランディスが圧倒的な強さで勝利した第17ステージの後のドーピング検査で陽性反応となる。複数の検体が陽性となった結果、ランディスの優勝は取り消された。ランディス本人は彼を陥れようとする陰謀であると主張している。
さて、ランディスの検体が示したのは、テストステロンの値が異常であるという結果であった。ランディス側はこれを「体質と股関節治療の薬物によるもの」と主張した。しかしツール・ド・フランス2006におけるランディスの4回のドーピング検査のうち、テストステロンの値が異常だったのは第17ステージの1回のみであり、また検体から検出されたテストステロンは同位体の比率から体外で人工的に合成されたものであることが判明し、ランディスの主張はあまり説得力を持たない。テストステロンは継続的に使用し続けることで筋力が増強する薬物であるが、一時的な使用であってもこれらステロイド類には生体のエネルギー利用を促進する作用があり、気分の高揚、疲労の回復、水分の保持、炎症の抑制による痛みの軽減、といった効果がある。第17ステージ直前のみの投与なのかどうかは”ドーピング検査に引っ掛からないためのドーピング”も存在することから未だ事実は解明されておらず、現在もなお調査が続けられている。
ツール・ド・フランス2006第17ステージこの山岳ステージでランディスは、トップのオスカル・ペレイロとのタイム差を縮める為、序盤から乾坤一擲の大逃げに出た。集団は最後の上りでランディスが失速すると読み、レース終盤まで積極的な追走を行わなかった。ところがランディスはレースの大半を単独走行していたにもかかわらず、最後の最も険しい上りでさらに集団を引き離すという通常では考えられない走りを見せ、一気にペレイロとのタイム差を挽回したのである。このあり得ないレース展開は当初、徹底的に頭から水を被り続けたランディスの作戦勝ちであるとか、いつまでも先頭を引こうとしなかったTモバイル・チームの怠慢が招いたサプライズであると言われたと同時に、少なからぬ人が禁止薬物の使用を疑うことにもなった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
B検体からも陽性反応が出たということで今回の処分・・・・
先日は競泳のイアン・ソープはドーピング疑惑、お咎めなしでしたが・・・
観戦している側にとっては、トップアスリートに夢を託すわけだが、
夢を託される側にとっては、地位・名声、そして金のためには・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
ドーピングは悪と分かっていても
マジ、極限の世界なんでしょうね・・・・・・・・・・
なんか空しい気分です↓
*************************************
ツール・ド・フランス=ランディス、ドーピング違反でタイトルはく奪
[パリ 20日 ロイター] 自転車ロードレースの最高峰、ツール・ド・フランスの2006年覇者、フロイド・ランディス(米国)は、ドーピング違反により、タイトルのはく奪が決定した。同大会において、王者のタイトルはく奪は史上初めて。
米国反ドーピング機関(USADA)は20日、ランディスをドーピング違反と認定。優勝の取り消し、関連する賞金の没収のほか、2年間の出場停止処分を言い渡した。
国際自転車競技連合(UCI)のパット・マクウェイド会長は、ロイターの電話取材に対し、この結果、2位でフィニッシュしたオスカル・ペレイロ(スペイン)が繰り上げで、優勝者となるだろうと話した。
ロイター 2007年9月21日
「スポーツ」カテゴリの記事
- トップリーグがやってくるそうですが・・・(2017.09.19)
- 頑張れ東海大・・・(2016.01.10)
- 2019年・・・(2015.10.14)
- 限界は20秒・・・(2012.11.09)
- 大分国体閉幕・・・(2008.10.08)
「トレーニング理論」カテゴリの記事
- 敗北後の整理について・・・(2019.07.02)
- 適応段階・・・ vol.2(2019.05.17)
- 適応段階・・・(2019.05.11)
- GWボンバーズ合宿・・・(2019.05.07)
- 五感を磨く・・・(2019.04.24)
Comments