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Saturday, November 24, 2007

トヨタ自動車・今井駅伝優勝デビュー!

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箱根駅伝「山の神」の今井が九州実業団駅伝で優勝デビュー!!


昨日は千葉国際女子では日本が逆転V!!!

そして九州では、今井がアンカーをつとめた

トヨタ自動車がV!!!!!!!!


12月は高校駅伝・・・・・・・・・・

正月三が日は社会人と箱根・・・・・・


駅伝フリークにとってはワクワクのシーズン到来ですね (^ ^)v


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

森下監督率いるトヨタ自動車・・・・・

そして名門九電工の活躍に期待します (^ ^)/

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九州実業団毎日駅伝 トヨタ自動車九州が優勝

 トヨタ自動車九州が貫禄で九州王者に返り咲いた。23日、福岡市から北九州市を結ぶコースで争われた第44回九州実業団毎日駅伝は、今夏の世界選手権大阪大会五千メートル代表の三津谷、ハーフマラソン世界記録保持者のワンジル、箱根駅伝のスターだったルーキー今井とトヨタ自動車九州が誇る3枚看板がともに区間賞を獲得する走りで2度目の優勝を果たした。九電工は6区で追い上げたが、52秒及ばなかった。安川電機は4区・キムタイがブレーキ。旭化成は1区から出遅れた。今年から一つ枠が減った全日本の出場争いは、三菱重工長崎が涙を飲んだ。
 ◇レース評
 有力ランナーがそろった1区は、トヨタ九州の三津谷が区間賞。3区までは安川電機、九電工と混戦が続いた。4区でトップから31秒差で受けたトヨタ九州・ワンジルが4キロ過ぎで先頭に立ち、そのまま区間新の快走。11キロ地点の踏み切りで、ワンジルが通過した後に遮断機が下り、九電工・カビルが57秒、安川電機・キムタイが3秒立ち止まった(記録では修正)。九電工は4区でつけられた42秒差を6区までに15秒差まで追い上げたが、最後はトヨタ九州の今井が区間賞で逃げ切った。
 ▽安川電機・山頭直樹監督 終盤の3人で追い上げると思っていたが、そこまでできなかった。でも、昨年の優勝は勢いだけだったけど、今年は目標としていた走りはできている。ニューイヤーでは1けた順位を狙いたい。
 ◇トヨタ九州、今年の目標の一つ達成
 珍しい優勝の光景だった。トヨタ九州のアンカー・今井が遠慮気味のガッツポーズでゴールに入ると、カウントダウンが始まった。57秒が経過した時、「優勝だ」という歓喜が沸いた。
 今井は見えない敵と戦った。たすきを受けた時の2位・九電工との差は記録上は15秒。しかし、九電工にロスタイムがあるため姿が見えず、独走の状態だった。タイム差を知ったのは3キロ地点。「このままではやばい」。ルーキーならば焦りも生じるところだが、箱根駅伝3年連続区間賞の役者は違った。最長の14.2キロの区間でジリジリとペースを上げて引き離す。「相手の位置は関係なかった。トップでゴールすることだけを考えていた」と精神的な強さだった。

 2度目の優勝だが、内容は違う。前回は、1区でワンジルが独走態勢をつくった。森下監督は「ワンジルを1区に置けば楽だが、今年は競った駅伝を経験したい」と4区に回した。1区・三津谷の区間賞、2、3区で先頭は譲ったが、食らいついた。ワンジルでトップに立った後の、予期もせぬタイムとの戦いも効果的だった。
 トヨタ九州が掲げる今年の目標の一つが、この駅伝の優勝。強さで果たした森下監督は「今井が入ったことで、計算ができるようになった。次の目標に向けていかないと」と話す。それはニューイヤー駅伝3位以内。一時、トップに立った昨年を超えるレースも見えてきた。【百留康隆】
 ○…王者を誇っていた旭化成が大会史上初めて4位に転落した。1区の大野が集団から遅れて7位でたすきを渡した時点で「この駅伝は終わった」と宗監督。2区では、一時ニューイヤー圏外の危機もあったが、初出場の堀端が3区で区間2位の走りを見せ4位に浮上した。しかし、先を行く3チームの背中は見えないまま、トップとは5分以上の大差。宗監督は「最悪4位もあると言っていたが、その通りになった。流れを変えられる大砲がいない」と嘆いた。
 ○…九電工が踏み切りに泣いた。4区11キロ地点で2位で走っていたカビルが踏み切りに捕まり、57秒間立ち止まった。「初めての経験。スピードダウンした」とカビル。それまで100メートル先に見えていたワンジルが、再スタートした時には視界から消えた。その後、阿部、喜多が空想の中で必死に追い上げ、アンカーへの中継所では15秒差に。しかし、追い付くことはできず、綾部監督は「優勝だけを狙っていた。見えない以上は突っ込んでいくしかない。見えていれば違っていたんですけど」と悔やんでいた。
 ◇第44回九州実業団毎日駅伝(23日・福岡市-北九州市、7区間79.7キロ)=本社主催
(1)トヨタ自動車九州(三津谷、大津、竹内、ワンジル、岡村、植木、今井)3時間53分37秒(2)九電工3時間54分29秒(3)安川電機3時間55分11秒(4)旭化成3時間59分19秒(5)SUMCO TECHXIV4時間3分6秒(6)西鉄4時間4分38秒(7)黒崎播磨4時間5分14秒=以上、全日本大会出場
 ○…8位以下の成績…○
 (8)三菱重工長崎4時間9分38秒(9)国分自衛隊4時間14分36秒(10)戸上電機製作所4時間15分33秒(11)久留米自衛隊4時間17分41秒(12)JR九州4時間17分45秒(13)曽於陸上クラブ4時間20分30秒(14)長崎長与AC4時間22分25秒(15)富士通インテグレーテッドマイクロテクノロジ4時間24分47秒(16)筑豊陸上クラブ4時間30分2秒(17)直鞍クラブ4時間30分6秒(18)二豊AC4時間38分37秒

毎日新聞 2007年11月24日

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