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Tuesday, August 26, 2008

武道必修化・・・

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ちょうど日本の中学校で武道必修化に対する予算組のニュースが出た日・・・

北京五輪のテコンドー競技で・・・

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ブラジルの選手が判定を不服とし審判を蹴り・・

永久追放になっている・・


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テコンドーは日本の武道ではありませんが・・・


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果たして武道を必修化して子どもたちに

思いやりや礼学が学べるのだろうか・・・・


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根本的に日本人と外人の倫理観の違いはあるかもしれませんが・・

このままの必修化だと・・・

今回のテコンドーみたいにならないか懸念します・・・

そこで・・・


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武道と言うより

あえて武士道としたほうが良いのではと・・・

武術と精神ということで・・・

並行して孔子と孟子の教えも学ばせるべきだと感じております


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私も勉強しよッと

一押し願います!
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テコンドーのキューバ選手 審判に蹴り 永久資格停止に

 世界テコンドー連盟(WTF)は23日、北京五輪男子80キロ以上級で、判定を不服としてレフェリーの顔をけったとして、アンヘル・マトス(キューバ)とそのコーチを永久資格停止処分にすると発表した。処分は直ちに適用となる。

 マトスは23日に行われた80キロ以上級の3位決定戦の試合中に負傷。1分までと定められた治療時間を超過したために失格を宣告された。この判定に腹を立て、スウェーデン人のレフェリーに詰め寄り、顔をけった。

 WTFは「テコンドーとオリンピックの精神を著しく傷つける行為だ。マトスとコーチをすべての大会から永久に追放、北京での記録を抹消する」との声明を出した。

 マトスはシドニー五輪男子80キロ級で金メダルを獲得していた

産経ニュース 2008年8月24日

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中学校で武道必修化へ 思いやりや礼学べる 課題は指導者の養成

 中学校の体育で「武道」が必修化される見通しとなり、教育現場では今後、指導者確保や施設整備など新たな課題が浮上しそうだ。一部の私立中では既に、武道を必修化して「礼儀や精神力の養成」を目指す取り組みが行われている。その指導方法や効果を探った。【加藤隆寛】

 ◇かえつ有明中、「国際人は自国知る」と先行実施
 「バン、バン」。畳を手でたたく音が響く。「受け身が安全に取れないと、けがするぞ」。体育館の一角に畳72枚を敷いた仮設の「道場」で、河合敬教諭(37)が声を張り上げた。

 東京都江東区の私立かえつ有明中学・高校。嘉悦女子中学・高校(千代田区)が06年度に移転してきて共学化した。カリキュラム刷新の一環で、今年度から中2以上の男子に柔道を必修化した。

 柔道の心構えを話すことや、受け身の練習に時間を多く費やすが、退屈しない工夫も凝らす。「おんぶジャンケン」は、体を担ぐのに慣れる練習。騎馬戦の要領で、おんぶされた者同士がジャンケンし、負けた組が勝った組の2人を担ぐ。当初は「おんぶってどうやるの?」と戸惑う生徒もいたという。

 この日は、新しい投げ技「支えつり込み足」を練習。程よい緊張感に包まれながらも、たびたび笑顔がこぼれ、体のぶつけ合いを楽しんでいる様子が伝わってくる。

 ●今後は女子にも

 なぜ今、武道なのか。嘉悦克校長(68)は「『礼に始まり礼に終わる』という武道の精神が、今の日本人には欠けてしまった」と語る。自身がスイスの高校に留学した際、柔道の授業があり「日本人なのに用語を説明できないのか」と指摘されて恥をかいた。その経験が「日本古来のものを知らずに、真の国際人になり得ない」との持論につながる。今後女子にも武道を必修化する方針だ。

 嘉悦校長は、「必修化の最大の課題は指導者養成」と話す。03年度に高校で「情報」が必修化された際も、多くの学校でコンピューターの指導者が不足した。「きっと同じ事態が起きる。教員養成課程の変革が先だ」と心配する。

 河合教諭は大学まで柔道を続けた経験があるが、「経験のない教諭は、生徒と同じ目線で共に学ぼうとする姿勢を見せればいいのでは」と話す。

 ●「心」を集中的に

 練習の最後、黙想をしてから生徒全員で畳を片付ける。「これも武道の心。専用の道場がなかったおかげで、この大事な片付け作業の時間が生まれた」と河合教諭。半年余りの指導で生徒の意識はどう変わったのか。

 佐生貴洋君(14)は「最初は突き指もしたし、投げられると痛い。だから投げる時に『どうやったら受け身が取りやすいかな』とか、相手のことを考える。他のスポーツではないこと」と話した。

 「部活動では勝利の喜びを教える必要もある。でも授業なら、技術よりむしろ『心』の部分を集中的に教えることができる」。河合教諭は大きな手応えを感じている。

 ◇フェアプレー、人生で生かせる--東海大教授・山下泰裕さん
 ロサンゼルス・オリンピック柔道金メダリストの山下泰裕・東海大教授に聞いた。

 多くの子どもたちに武道を知ってもらうチャンス。必修にふさわしい授業とするため、個々の教員だけでなく、各武道団体が力を結集していくべきだ。

 柔道は心身をバランス良く鍛え、護身にも使える。国際的なスポーツでもある。何より「相手がいるから自分を磨き、高めることができる」という柔道の基本精神は教育的に価値がある。

 武道はなぜ「道」か。私は、身に着けたものを人生の場面、日常生活の中で生かしていくからだと思う。フェアプレーの精神は、グラウンドやコートの上だけで示すものではない。武道を知れば、いじめなど最も「道」に反することだと気付くだろう。

 中学で武道に触れたら、生涯スポーツとして続けてほしい。現代社会では心を病んでしまう人が急増しているが、心の健康は体の健康以上に大事。武道が生きる力を養うことにもつながればと思う。

 そのためには、指導者が厳しさや激しさを求め過ぎてもいけない。武道経験がある人は「武道は修行だ」との意識が強いかもしれない。でも生徒が「きつい、つらい」と嫌いになってしまったら最悪。各武道団体が、対象を経験者と未経験者に分けて、指導者の研修会などを開くべきだ。

 武道が「愛国心」とつなげて語られることに、抵抗を覚える人もいるだろう。「武道が戦争で利用された」と、苦い体験を思い浮かべるかもしれない。狭義の「愛国心」は排他的であり、武道とつなげてはならないと思う。しかし、広義の「愛国心」は世界平和を希求する。相手を大事にする和の心を、国や世界、地球を大事にする心にもつなげていけばいい。

 ◇地域の実情に応じ弓道や空手も
 中学校の武道必修化の方針は今年9月、文部科学相の諮問機関・中央教育審議会の専門部会で了承された。対象は中学1、2年の男女で、併せてダンスの必修化案もまとまった。年度内に改定される学習指導要領に盛り込まれる見通しで、早ければ移行措置が始まる09年度にも実施される(完全実施は12年度から)。

 現在、中1は武道とダンスのいずれかを選択し、中2と中3は球技、武道、ダンスから二つ選択する仕組み。これが原則、中1と中2で武道とダンスの両方を必ず学ぶ仕組みに変わる。

 昨年12月に成立した改正教育基本法に「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する態度を養う」との目標が盛り込まれたことが、必修化を後押ししたとみられる。

 現在の指導要領には、武道として柔道、剣道、相撲が明記されているが、なぎなた、弓道、合気道、空手なども地域の実情に応じて認めている。ダンスとして例示されているのは創作ダンス、フォークダンス、現代的なリズムのダンス。文科省は「ロックやサンバ、ヒップホップのリズムでも、阿波踊りなどの伝統的舞踊でも構わない」としている。

毎日新聞 2007年10月29日

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