気迫の318球!
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今夜が決戦ですが・・・
特ダネ!で小倉さんが言っていたけど・・・
北京は雨が降っている・・・
是非とも恵みの雨になって欲しい
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星野ジャパンは韓国との準決勝・・・
このトーナメントからが本番
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金メダル2つ・・・
獲ってくれ~
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日本、豪州に競り勝つ 上野粘投318球…「銀」以上確定 ソフト
【北京=川越一】北京五輪のソフトボール準決勝は20日、米国に敗れた日本は3位決定戦でオーストラリアに延長十二回、4-3でサヨナラ勝ちし、21日の決勝に進出、4連覇を狙う米国と再戦し、初の金メダルを目指す。日本はエース上野由岐子(ルネサス高崎)が2試合連続の完投で計21回318球を投げ切った。
夕刻の球場にはまだ昼間の熱気がこもっていた。約5時間前、唇をかんだマウンドに再び背番号「17」が立った。あきらめきれない金メダルへの夢。サヨナラ勝ちの瞬間、2試合を投げ抜いたエース、上野の顔に安(あん)堵(ど)の表情が広がった。
午前中の準決勝、米国戦では味方の拙守、拙攻に泣いた。タイブレーク方式の延長九回無死二塁、打ち取った打球が遊撃手・西山のグラブの先を抜けていく。二塁から走者がかえり均衡が破れると、張りつめていた糸が切れた。四球でピンチを広げ、4番・バストスに113キロのストレートを左翼席中段に運ばれた。
「欲をいえば取ってほしかった」。エースの口から珍しく愚知がこぼれた。
3位決定戦までの間、サブ球場には黙々と走り、汗を流す上野の姿があった。「2試合でも3試合でも任された試合はすべて投げる気持ちでいる」。再び米国と金メダルをかけて戦いたい。その一念で、疲れを隠しマウンドにあがった。
オーストラリア打線に対し、チェンジアップが効果的なのは分かっている。だが延長9回を投げ抜いた体で、握力を要するチェンジアップを最初から多投するのはリスクが大きい。一回二死から110キロに満たない初球のボールを連打され先制された。七回、あと1アウトまでこぎつけなら同点弾を浴びた。だが、その度に仲間が救ってくれた。
「米国戦で打たれて4失点してしまったので、1点取られても1点で食い止めれば何とかしてくれると信じた。本当にそれだけです。とにかく1点以上はやらない。点を取られても取り返してくれるみんなに、感謝したいなと思います」
尊敬する選手にサッカーのスター選手、ロナウジーニョを挙げていた時期がある。常に笑顔でプレーしている姿や「とにかく好きだからサッカーをプレーしている」という言葉に共感した。だから何度、ソフトボールの神様に突き放されても、白い歯を見せ続けた。
タイブレーク方式の延長戦を1日2試合投げ抜き、しかも2戦目は延長12回までもつれ、球数は計318球。常識外の起用を「上野にはここまできたら『一球入魂』だと言い続けた。心中するつもりだった」と斎藤監督。ソフトボールは北京五輪を最後に五輪の正式競技から除外される。口には出さないが、最後の夢という思いが背中を押す。
その挑戦権を自らの右腕でもぎ取った上野は、大会3度目の米国戦を見据え、「明日もいく? そのつもりです」。言い切った。
産経ニュース 2008年8月20日
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