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Friday, March 05, 2010

スポーツ後進国 日本

Mmm050426

清水宏保氏・・・・
冬季五輪で金・銀・銅メダルを獲った日本初のプロスケーター

私は長野五輪の彼の500mのレースだけは忘れることが出来ない

正確に言うと彼の滑りそのものではなくレースに挑む姿勢だが・・・

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あんな小さな身体であんだけの爆発力を出す脚力

そんな彼のレース前の風景がTVに・・・・

他のレースのスタートの合図にあわせてのイメージトレーニングだとは思いますが

リラックス(合図にあわせて緊張しているとは思いますが)している身体を合図とともに動かしている風景でした


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その時の集中力といいますか、彼の身体から発するオーラがTVのブラウン管を通してビリビリと伝わってきたのを今でも憶えております

結果は当然のこと金メダル獲得


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この集中力を持ってなせる技・・・・
このことは「レース前の集中力」ということで私が教えている選手たちによく話します


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そんな彼のスポーツに取り組む姿勢が大好きだったわけですが・・・

今回のバンクーバー五輪に対してのコラムが朝日新聞に掲載されていたのでそのまま引用します・・・


スポーツ後進国 日本

 僕はこれまで本当に多くの方にお世話になった。地元の方々、応援してくださった皆様、用具の面倒を見てくださる方、日本オリンピック委員会(JOC)の皆さん。すべての人の支えがあって、4大会連続五輪出場、金、銀、銅メダルの獲得があった。

 不遜(ふそん)かもしれないが、申し送りをしておきたいことがある。少し、厳しい言い方になる。が、聞いていただければ幸いだ。

 日本はまだまだスポーツ後進国というしかない。五輪の期間中、国中が注目しメダルの数を要求される。選手が責任を感じるのは当然だが、ノルマを課せられているような感じにもなる。それまでの4年間のフォローを国やJOCはきちんとしてきたのだろうか。

 政府の事業仕分けが行われ、スポーツ予算は削られる方向になった。全体的な削減は仕方がないとしても、仕分けの仕方は適切だろうか。

 例えばお隣の韓国はスポーツ先進国になった。国威発揚という特殊な事情があるにせよ、お金の使い方が違う。日本には国立スポーツ科学センターがある。韓国にも同じような施設がある。韓国ではそこに選手が集められ、招集された時点で、日当が出る。日本では利用するのに料金が発生する。韓国ではもし、メダルを取れば、ほぼ生涯が保証されるのに対し、日本の報奨金は多いとは言えない。

 バンクーバー五輪では、JOCの役員、メンバーが大挙して現地入りしている。予算は限られている。そのため、選手を手塩にかけて育てたコーチや、トレーナーがはじき出され、選手に快適な環境を提供できていない。お金の使い方が逆だろう。

 競技スポーツだけではない。「1人1ドルスポーツの予算をつければ、医療費が3.21ドル安くなる」という統計を見たことがある。ヨーロッパではスポーツ省のある国が多い。スポーツを文化としてとらえる発想が根付いているからだ。生涯スポーツが、また競技スポーツのすそ野となる。

 五輪の時だけ盛り上がって、終わったら全く関心がないというのではあまりに悲しい。日本にスポーツ文化を確立させるため、国もJOCも努力を惜しまないでほしい。(長野五輪金メダリスト・清水宏保)

朝日新聞 2010年2月23日


そして、バンクーバー五輪男子500mスプリントで銅メダルを取った加藤選手に対してのコメントも・・・・


条治よ 悔しかったか

 条治(加藤)よ、悔しさがだんだんこみ上げてくる銅メダルではなかったか。

 僕も同じ色のメダルを持っている。長野五輪の男子1000メートル。500メートル金メダルの勢いで取らせてもらった。正直、まぐれの要素もあり、うれしいメダルだった。

 一般的に「銀メダルは悔しいメダル、銅メダルはほっとするメダル」と言われる。つまり、銀メダルには金に届かなかった悔いが残り、銅メダルは表彰台に上がれたという財産が残るという意味合いだ。

 条治、君は違っただろう。金メダルが狙えたレースだった。結果として、銅メダル。さらに、銀メダルは同じチームの長島圭一郎に逆転を許し、さらわれた。レース直後の苦しそうな表情は、滑り終えた後の疲れだけではなかったはずだ。

 頂点に立てなかった原因ははっきりしている。2回目の滑りだ。第1コーナーの出口でバランスをくずし、最後の直線はスタミナ切れから失速した。1回目と同じレースを2回目でもしていれば、表彰台の頂点を十分狙えたのだ。これは、たまたま起こったことではない。1回滑るだけなら、君は本当に強い。しかし、2回そろえることが普段からの課題だった。

 僕は君に言われたことがある。「清水さん、あんなにつらいトレーニングをやらなきゃいけないなら、僕スケートやめます。楽して金メダル取りたいですね」。僕の練習のドキュメンタリーを見ての感想だった。僕は心肺機能を高めるために失神寸前まで自分を追い込むトレーニングをしてきた。それに対しての反応だった。腹もたたなかった。失礼だとも思わなかった。ある意味で、君は天才だから。コーナリングは僕が教えを請うほどの能力を持っていた。

 今回、ズバリ何が足りなかったのか。1000メートルの練習だ。君は500メートルに特化し、1000メートルを捨てた。しかし、500メートルを1日2回滑る今の五輪では1000メートルの練習が不可欠なのだ。

 銅メダルで満足していないはずの君だから、言う。4年後金メダルを手にするには練習方法の変更が必要だ。栄光のメダリストに対して、あえて厳しく書いたことを許してほしい。(長野五輪金メダリスト・清水宏保)

朝日新聞 2010年2月17日


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この2つのコラムを読んで益々清水宏保という人間が好きになりました


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昨日だったか・・・

政権交代後のスポーツ行政の方向性を示す「スポーツ立国戦略」を策定する

という文科省副大臣のコメントをニュースで知りましたが・・・・


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踊る大捜査線ではありませんが・・・・

政治家&官僚のみなさん・・・

あなた達、どこまで現場のことがわかっているんですか~


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清水さん・・・

田母神さんではありませんが・・

もっともっと真実を吠えて下さい!!!!!!!!!!


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今夜の報道ステーションも観ますからね


清水宏保氏の公式ブログ → 清水宏保オフィシャルブログ「神速」


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